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August 2004

August 31, 2004

アメリカ公演のリサイタルプログラム

ニュージャージー州エングルウッド公演のリサイタルプログラムが、ほかの公演地と異なる、とカキコミしたばかりですが、今、何気なくサンフランシスコ公演のサイトを見ていましたら、そこでもプログラムが変更になっていました。やはりリストのエチュードを弾く構成です。

プログラムの変更、というのはポゴレリチ側の意思表示だとしか思われませんので、この時期になって変更があったということは、とにもかくにも、彼は出てくる意向だということですね!???何を弾くかより、彼のほうからのアクションがあった(と思われる)ことのほうが、私には大変喜ばしいことです。

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11月6日ニュージャージーでリサイタル

Yahoo!のポゴ板の投稿によりますと、11月6日にもポゴレリチのリサイタルがあるようです。場所はニュージャージー州エングルウッドのBergen(バーゲン?バーゼン?)・パフォーミング・センターというところだそうですが、驚いたことに、ここだけプログラムがほかと違うのです。ポゴレリチは過去の来日公演でもよく、東京で複数回のリサイタルがあるときなど、その中の一度は、ほかの公演地と違う曲目を弾いていたものですが、今回もそういう試みなのでしょうか。

http://www.bergenpac.org/piano/pogorelich.html

しかし、ほんとに、ほんとーーーに、公演はあるのでしょうか。
ポゴ板の投稿者も「祈り手」状態らしいですが、5月のドイツ公演が3月半ばにキャンセルされたことを思うと、まだ安心できないような気分です~。

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Clavier 1982年1月号の記事

某オークションで見かけて手に入れた、アメリカの雑誌Clavierの1982年1月号を読んでいましたら、ポゴレリチのインタビューが4ページほど載っていました。『時期的にショパン・コンクールの翌年あたりに行われたインタビューだろうから、目新しい話は今更ないだろう』と思って読み始めたのですが、案に相違して、ファン的にはなかなか貴重な話がいろいろと出ていました。

例えば、80年6月にモントリオール国際コンクールで優勝した時点で、ポゴレリチは、10月のショパン・コンクール用の課題曲をまだ七割ちょっとしか仕上げていなかった、とか。完全に手つかずだったのは、マズルカ三曲、二番のバラード、プレリュード四曲。7月から9月の終わりまでの間、それらを彼は突貫工事のように勉強したのだそうです(^_^;。朝6時半に始めて、夜もう弾けないというところまで弾き続け・・・、これは確かに、海に遊びに行っている場合ではなかった(夏だったしほんとなら泳ぎに行きたかったんだけど、と彼は「ワルシャワの覇者」のなかで言っていました)。

また、81年暮れの時点での計画として、彼は今後、ショパンに関しては、バラード全曲・スケルツォ全曲・24の前奏曲・24の練習曲、を録音したいと思っている、と述べています。このうち98年までに実現したのは、スケルツォと前奏曲集ですが、将来的にバラードやエチュードもCD化してくれるかもしれない!?と私はちょっと楽しみになりました。私はかねがね、彼がバラード四曲をどう構成するか聴いてみたいと思っていますので、スケルツォが実現した今なら、それとの面白い対比も実現できるでしょうし、是非、元気を出して(^_^;、レコーディングして頂きたいものです。

ポゴレリチがモスクワに渡ったのは、中央音楽学校のティマーキン教授の薦めであったという話は有名ですが、このあたりの詳細についても書かれていて、ティマーキンがベオグラードに三ヶ月間、特別公開レッスンのために滞在した折りに、当時11歳のイーヴォ少年が格別に彼の気に入り、ずっと彼を模範演奏の生徒として使い続け、セミナー終了後に、このまま是非勉強を続けなさいと勧めてくれた、というのが、一連の出来事だったのだそうです。

その他、ラフマニノフは現代の我々とはことなるテクニックの使い方をしていた、とか、自分がマスタークラスで教えるならば真に芸術的な高みを目指す専門家のみを選んで指導したい、とか。奥様に関して、「彼女は理想的なピアニストである」と手放しのおのろけもありました(^^ゞ。

いずれ、サイト内のどこかで記事内容詳細をご紹介できればと思っています。全訳していいかどうかは、一考を要す(^_^;!?

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August 29, 2004

ドイツのエージェントのサイト更新

些細なことですが、ポゴレリチのドイツのエージェントが、サイト内に掲載しているポゴレリチの写真を新しいものに換えていました。この写真は少なくとも1年くらい前のものではないかと思います。今年5月に出演が予定されていたドイツのベートーヴェン・フェストのポスターにも、これと同じときに撮影された写真が使われていましたので。秋のアメリカ公演関連のサイトにもこの一連の写真が掲載されています。

http://www.concerto.de/artist/p_pogorelich/pogorelich_intro.htm

http://www.concerto.de/artist/p_pogorelich/pogorelich_koz.htm

来年4月にドイツ公演があることになっていて、プログラムについては曲目は書かれていませんが、Chopin, Skrjabin, Rachmaninowと書かれています。そのあと夏にいくつか音楽祭に出演するようですが、こちらは内容については未定なのか、何も掲載されていません。去年の夏バート・キシンゲンの音楽祭でラフマニノフを披露したように、また協奏曲があるといいですね。

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August 23, 2004

イグナツ・ヤン・パデレフスキ

Reflections from the keyboard の中で、インタビュアのデュバル氏がパデレフスキのことを話題にしていますが、DVD『ワルシャワの覇者』に、オマケとしてついているDVDが1枚あって、実はそれにパデレフスキの映像が納められています。

パデレフスキは1860年に生まれ、1941年に没した、二十世紀初頭の巨匠です。ピアニスト・作曲家として活躍しただけでなく、祖国独立活動にも尽力し、ポーランドの初代首相に就任したという、まさにポーランドが世界に誇る偉大な芸術家です。また、彼が校訂したショパン全集は、いくつかあるショパンのエディションのうちでも、「ポーランド原曲版」として現在も大変な権威を持っています。

・・・という輝かしい経歴のうえに、パデレフスキは、これがまた、なかなか美男子だったのですね~(爆)。

『ワルシャワの覇者』の付属DVDで観られるパデレフスキは、自作の「ト長調のメヌエット」のほか、ベートーヴェンの『月光』第一楽章、ショパンの『英雄ポロネーズ』、リストの『ハンガリー狂詩曲第2番』、を演奏しています。収録年不詳とあるのが残念ですが、軽く半世紀以上前の演奏家の姿が、今もなおこうして目の前で再現されていることに、とても感銘を受けました。ラフマニノフといい、パデレフスキといい、二十世紀初めのピアニストには破格の人たちがいたのですね。

ほか、同じDVDにはニキタ・マガロフ、ヴラド・ペルルミュテールの、歴史的演奏も一曲ずつ収録されています。

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August 14, 2004

Reflections from the keyboard (2)

昨日書いた、Reflections from the Keyboardの拙訳を、サイト内のMemoriesのコーナーに少しずつ掲載して行こうと思います。本日その第1回をUPしました。これから、毎回約1000字ずつの日本語になおして、掲載して行くつもりですが、いずれ、無事完結しましたあかつきには、再度まとめなおして、サイト内のどこかに置こうかとも考えています。

Reflections from the Keyboard

私が今回、古本として手に入れたのは、1984年の初版本で、紀伊国屋bookwebに注文して買ったものなのですが、どういう訳か、今は同じページで検索しても出てこなくなっています。そんなに希少本とも思っていなかったのですが、待っていればまた、出てくるものなのでしょうか。

これとは別に、97年に出された同タイトルの改訂版のほうは、今も流通しているようです。内容的には完全に同じではないようですし、ポゴレリチのページがどうなっているのかわかりませんが、この新しい版のほうならば、下記で買うことが可能です。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0028647769/249-9469967-0298720

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August 13, 2004

Reflections from the keyboard

David Dubal氏が1984年に出した、Reflections from the Keyboardを、このたび古本で手に入れました。35人のピアニストを取材し、そのインタビューの模様を収録した本で、ポゴレリチの話はそのうち8ページに渡って掲載されています。

80年代前半のポゴレリチですから、デビューしてまだ数年、怖いもの知らずで文字通りの風雲児的な発言が多いのですが、この時期の彼のまとまった発言はほかでは見られないので、二十年を経た今、振り返るのも、また再発見がいろいろとあって面白いのではないかと思います。

この文章自体は、何年か前、雑誌『ショパン』に、『名ピアニストとのひととき』という題で、横山一雄氏の訳により掲載されたことがあったのですが、是非、原文が欲しいと思っていましたので、このほど入手できて、とても嬉しく思っています。いずれ、サイトのほうに、内容を拙訳にて掲載したいと計画しています。

ほかに登場するピアニストは、アラウ、アシュケナージ、ブレンデル、ラローチャ、グールド(このときは存命だったんですね(T.T))、ホロヴィッツ、ペライア、などなどで、有名どころがずらりと並んでいますが、私がポゴレリチにハマる前に非常に愛していたピアニスト、タマーシュ・バシャーリも取り上げられていて、本当に嬉しく思いました。日本では彼に関する文献はあまり無いのではないかと思うので、素晴らしい拾いものをした気分です(^_^;)。

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August 11, 2004

アーヴァイン・バークレイ劇場でのリサイタル

10月27日にカリフォルニア州アーヴァインのバークレイ劇場で行われる、ポゴレリチの演奏会についてのページが、ひとつ見つかりました。情報としては既にわかっていた演奏会なのですが、このアングルの写真は初めて見たので、URLを貼っておきます。チケットは7月12日から売り出されているようです(記事中、期日が2003年となっているのは、誤りだとしか思われません(^_^;))。

http://www.philharmonicsociety.org/show35.htm

上記のは主催者側であるフィルハーモニック・ソサエティのサイトなのですが、会場であるバークレイ劇場のHPにも、この演奏会の情報は掲載されています。こちらのURLは以下の通りです。

http://www.thebarclay.org/custom/events/event10.asp?eventID=430

・・・・で、あるんですよね、演奏会(^_^;)?←殴

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August 04, 2004

ミーシャと共演!

Yahoo!のポゴ板情報ですが、2005年2月3日にロンドンでプレトニョフと共演する件、実現する見通しだそうです。オケはフィルハーモニア管プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を演奏するとのことです。投稿者はロンドン在住の非常に熱心なファンのひとりで、彼がフィルハーモニア管弦楽団の責任者?の女性と話をして、確認を取ったと書いていました。

http://launch.groups.yahoo.com/group/IvoPogorelich/message/211

チケットは9月か10月に売り出されるとのことです。フィルハーモニアとロンドンでやるということなら、場所はロイヤル・フェスティバル・ホールだろうと思われます。

アメリカ公演も未だにキャンセルにはなっていないようだし、現時点でのポゴレリチ側の意向として、また演奏活動に復帰したいということのようですね。実現しますように~~~。

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