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December 2004

December 31, 2004

良いお年を

今年最後の日を、無事、こうして迎えることが出来ました。

今年は、3月に、「本年は年末まで、アメリカでもヨーロッパでも、一切、演奏会は行わない」と、スイス在住の、ポゴレリチのアシスタントの女性から、ハッキリとメールで言われたので、大変、落胆したものでしたが、後半、彼は体調の維持が旨くいったのか、結果的に、予想外に(?)充実したアメリカ公演を実現させました。ファンとして、彼の復活は大変喜ばしく、感慨もひとしおでした。

来年も、このように精力的に、演奏活動ができればいいなと願っております。そして、このところ毎年、アジアへの公演旅行の話題が出ていて、その都度、キャンセルになっているようですので、来年こそは、来日公演が実現されますようにと、心から祈っております。

アメリカYahoo!のポゴレリチ・スレッドは、昨年の終わりにメンバー数が99名だったのですが、今は159名にまで増えています。これも、彼が活動を再開し、アメリカ公演を行ったことが良いきっかけとなったのではないかと、傍観者ながら眺めつつ嬉しく思いました。

私事ですが、ポゴレリチ私設ファンサイト『The Showcase』は、2004年1月1日開設でしたので、きょうで丸一年間、続けて来られたことになります。ひとえに、皆様がご参加下さり、お導き下さったお陰と、有り難く思っております。カウントも三万を超えるまでになりました。お訪ね下さった全ての方々に、この場をお借りしまして心より御礼申し上げます。

そして、来年もまた、熱くシツコく、ポゴファンを続けていきたいと思っておりますので、どうぞよろしく御願い致します。この場で、またサイトBBSで、ポゴレリチの来日公演報告を語り合うのが、当面の、最も大きな夢です。

マエストロ・ポゴレリチにとって、来るべき2005年が素晴らしい一年となりますように。
そして、皆様も、どうぞ良いお年を、お迎え下さいませ。

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December 29, 2004

佐渡裕氏のコメント

去る23日にBS-hiで放映されたNHK『夢の美術館の中で、第二部「オランダ美術への旅」のところで指揮者の佐渡裕氏がご出演になり、ポゴレリチのことを話題にされていた、そうです(^_^;。なにしろ、話は、知人からの又聞きなので、私には、どの程度の内容のコメントだったのか、ほとんどわからないのですが、何か、ポゴレリチのテンポ設定が独特であったこと等について話しておられたとのことです。

そういえば、佐渡裕氏は、93年11月の来日公演時、及び、99年の3月にミュンヘンで、ポゴレリチと、いずれもショパン『ピアノ協奏曲第2番』で共演なさっているので、それらの体験を踏まえた上で、ポゴレリチについては、指揮者としての見解をお持ちのことだろうと思います。どのようなお話だったのか、なかなか興味のあるところです。

が、そんなことより、佐渡氏はその番組中、『(ポゴレリチは)今はもう演奏活動をやめた』という意味のことを仰っていたそうで、そ、そりは、ちょっと待って下さい~(^_^;。やめちゃってた時期もあったのは本当ですが、引退したかのよーに仰るのは、早計ではございませんかっ。

この番組をじかにご覧になった方がいらっしゃいましたら、どうぞ詳しいお話をお聴かせ下さいませ。幸い、これは再放送の予定があり、BS2で来年1月29日、総合テレビでも2月11日に見られるようですので、私も覚えておいて、ちゃんと自分で確認したいと思っています。ただ、地上波のほうはどうも総集編的な内容にとどまりそうなので、問題の箇所が、カットされずに残ってくれるかどうかは、微妙ですね(^_^;。

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December 27, 2004

モスクワ音楽院の写真

The Showcaseのトップページに、モスクワ音楽院大ホール入り口の写真を先日から掲げています。ポゴレリチは、学友との間でモスクワ音楽院を「うち(家)」と呼んでいた、とインタビューで語っていましたので、このサイトでも、若き日の彼らの学舎であった音楽院の一画の画像を、ご紹介できればと思いました。

トップページでもご紹介していますが、この写真は、石川顯法様による、写真で見るロシアと旧ソ連の国々からお借りしています。二十年あまりに渡って、旅行者としてたびたび、旧ソ連・ロシアを訪れて撮影して来られた石川様のサイトは圧巻です。ポゴレリチが十代の大半を過ごしたモスクワの地にご興味おありの方は、どうぞご覧になって下さい。

写真のモスクワ音楽院は、2000年1月撮影とあります。音楽院大ホール正面にあるのはチャイコフスキー像です。

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December 26, 2004

1983年のザルツブルク音楽祭

来年夏のザルツブルク音楽祭への、ポゴレリチの出演は、彼にとっては二度目となるもので、前回は83年の8月に同音楽祭で演奏しています。

このサイトのポゴレリチの年譜の欄にも書いていますが、1983年8月20日に、ポゴレリチはザルツブルク音楽祭でリサイタルを行っており、そのときのプログラムは、ハイドンのソナタ第46番、ラヴェルのガスパール、プロコフィエフのソナタ第6番というものでした。

このときは、6月に来日公演を済ませたばかりで、既にカラヤンとの共演でチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を録音するという話も出ていた時期でした。この頃が、カラヤンとポゴレリチの短い蜜月時代でしたが、この後、ポゴレリチはツィメルマンのような優等生的なピアニストではないことが、徐々にカラヤンの目にも明らかとなり、翌年3月に演奏会を目前にしてふたりは決裂してしまうのでした(^_^;。

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December 25, 2004

ザルツブルク音楽祭プログラム

ザルツブルク音楽祭2のコメント欄でご指摘頂きましたリンクから、ポゴレリチの演奏曲目がほぼ判明しました。

Pianists and piano recitals at the Festival

ここを見ると、ショパンのソナタ3番・ノクターンふたつ、スクリアビンのソナタ4番、ラフマニノフのソナタ2番、という予定になっていて、これはドイツ公演用にドイツのエージェントが公表したプログラムと同じものであろうと思われます。このリンクでは、ノクターンの番号はまだ発表されていないと書かれていますが、ドイツ公演と同様ということであれば、作品62-2と、作品55-2になるのではないでしょうか。

このサイトのトップはfriends of the salzburg festivalです。季刊のザルツブルク音楽祭「Friends's Magazine」という、いわば友の会機関誌みたいなものがあり、その最新号にこの記事が掲載されているようです。

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December 22, 2004

新リンク

最近、リンクコーナーにいくつか新しいものが増えていることにお気づきでしょうか。

さわっちさんのピアノのいる部屋は先日来、BBSでも話題に出ましたので、ご覧下さった方も多いかと思いますが、とても楽しく読み応えのあるサイトですので、まだの方は是非どうぞ。

そのほかにも、つい先日加わった新しいリンクが、よっしーさんの登山日記。山岳部のページではございません(^_^;。いくつかのジャンルにまたがる評論を集めたサイトです。クラシック音楽、とくにショパンに関心のある方は、是非、ご覧頂きたいと思います。愉しく・易しく書かれたコーナーと、厳しく・鋭く論破したコーナーと、ふたつあります。私としては、耳に馴染んだ曲でさえも、今更ながら開眼させられるような評論をこのサイトで読ませて頂き、まさに目の覚めるような思いを、たびたび、させて頂いています。

もうひとつは、こちらのBlogのリンクコーナーに掲載させて頂いていますが、以前、ポゴレリチのフェアファックス公演評を書かれました神沼遼太郎さんの、昨日のコンサート、どうだった?。聴かれた演奏会の評を公演終了後24時間以内にアップする、という画期的な試みのサイトで、このほど、ここの更新記録と掲載予告を兼ねたブログも開設されました。アメリカ東海岸を中心とする地域で、気になる演奏会がおありの方は、チェックなさってみて下さい。

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December 20, 2004

ショパン『前奏曲集』CDにも・・・

記憶が定かでないのですが、ショパン『前奏曲集』の初回プレスCDにも、「ショパン・コースター」か何かが付いていたような記憶があります。こちらは私自身が、前掲のポートレートより更に価値を認めていなかったらしく、ほとんど覚えていません。

実物をもし発見できましたら、のちほどここに記録したいと思います(^_^;。

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リストのCD初回プレス特典

たいした話ではないのですが、ポゴレリチの、リスト『ピアノ・ソナタ ロ短調』 / スクリャービン『ピアノ・ソナタ第2番』のCDは、初回プレスのみ、ちょっと特典がついていた、ということを思い出しました。

その特典とは、特製カラーポートレート3枚組!!

これを目当てに買った人が当時、どのくらいいたのか、既に完全な謎ですが(^^ゞ、CDのジャケットサイズのカラーポートが3枚、確かに封入されていました。絵はがきとしても使用できる規格になっていて、裏面の切手貼付用の箇所には「¥62」という印刷が・・・。ああ、時代を感じる。

ポートは、いずれもジャケット写真と同じときの撮影と思われるもので、雑誌等の広告にも登場したことのあるものばかりですので、「未公開ポートレート!」というほどの希少価値はありませんでした。

1枚目は、ジャケット写真とほぼ同じアングルのものですが、全身が入っていて、しかも顔が微妙に笑っている。体育座りして微笑むポゴレリチの図です(こんな生徒がいたら運動会とか凄く怖いです)。

2枚目は、これの顔部分のアップですが、こっちは笑っていません(どっちにせよやっぱり怖いです)。

3枚目はピアノの前に座っている写真で、カメラ目線、服は他の2枚と同じで、右手で楽譜を広げようとしている瞬間の撮影です。もう一冊、ピアノの上に置かれた楽譜があって、表紙に「CHOPIN」の字が読み取れます(小道具なのだから、リストかスクリャービンの楽譜にするくらい芸が細かくてもいいのにと思った)。

ということで、オークション等でCDをお買い求めの際には、この「初回プレス」(ポート付き)であれば、一層の価値がある、ということを、記憶にとどめておいて頂けましたら(^_^;。

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December 19, 2004

オークション等でのDVD購入について

国内・国外サイトともに、各種オークションで、ポゴレリチのDVDが出品されることが時々あると思いますが、飽くまでも日本盤の正規品を希望するか、内容さえ同一であれば海外盤でも可とするかで、判断の基準も、各自で違って来られることと思います。

もともとの映像と音源はユニテル及びドイツ・グラモフォンのもので、最初はLD、継いでVHS版のビデオとして、八十年代後半に、日本及び欧米で発売されました。また日本ではその後、改めてDVDとして定価3360円で発売されましたが、ビデオ・DVDともに、現在は廃盤で、事実上、通常のルートでの入手は不可能に近い状態です。

ゆえに、新品未開封の国内盤DVDであれば、非常に高い価値のある商品と言えると思います。中古でしたら、価格は状態に応じて、ということになり、このあたりは中古CD等の評価と同様です。

これ以外で私が実物を観たことがあるのは、中国語のジャケットがつけられたDVDで、再生してみましたところ、内容は日本版と同一でした。私の観たものは、曲目等も画面に日本語で表示されていましたので、完全に日本版をもとにした商品だったと思います。

また、このほか英語圏やドイツ語圏でのポゴレリチDVDは、私は今のところ見たことがありませんし、例のYahoo!のポゴ板でもビデオしか話題に上ったことがありませんので、もしかすると欧米ではDVD版は出ていない、という可能性もあるのではないかと思います。

以上のような状況をお考え頂き、ご購入を検討される場合には、内容さえ同じであればジャケット等は問わないのか(ただし日本で再生可能かどうか、リージョン・コード等の確認は必要です)、或いはジャケットや解説書に至るまで日本版正規品でなければならないか、等々を、それぞれのコダワリの範囲において(^^ゞ、考慮なさるのが良いかと思います。

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December 18, 2004

ザルツブルク音楽祭に出演予定2

ザルツブルク音楽祭の公式サイトに行ってみました。ポゴレリチのリサイタルは、8月30日午後8時、と出ていましたが、まだ曲目等は発表されていませんでした。

IVO POGORELICH

チケットの申し込みは既に始まっていますが、注意書きを読んでみると、なんとネット申し込みでは2005年1月12日が締め切りで、しかも、取れたかどうかは3月下旬までに通知する、とあります。現地窓口での一般販売は3月18日からですが、これはネット先行販売の残券が発売されるようです。

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ザルツブルク音楽祭に出演予定

来年夏、7月25日から8月31日まで行われるザルツブルク音楽祭に、ポゴレリチが出演する予定であることが、15日、発表されました。

Schedule Announced for 2005 Salzburg Festival

ポゴレリチはリサイタルを行う予定で、その他、出演のピアニストはアンドラーシュ・シフ、アルカディ・ヴォロドス、アルフレート・ブレンデル、ラン・ラン、マウリツィオ・ポリーニ、・・・と錚々たる顔ぶれです。夏休みを利用してお出かけになれる方はいらっしゃいませんか!?

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ポゴレリチのDVD・結果報告

オークションのほうが終了しましたので、DVDたちが今回いくらで落札されたか見てみました(^_^;。ショパン・ハイドン・モーツァルトのDVDが7750円、スクリャービンとショパンのDVDが5250円でした。

このほか、もっと以前の話として、同じようにオークションで出ていたDVDが、8500円で落札されたことがあった、とメールで教えて下さった方もいらっしゃいました。この方はご自身でも8300円で入札しておられて、終了2分前になっても誰も来なかったので油断していたら、僅か200円の差でほかの人に取られてしまった、とのことでした(>_<)。

ポゴレリチの知名度から言って入札数は毎回さほど多くありませんが、これがいかに入手困難なDVDかを知っている者にとっては、やはり大変価値がありますので、なかなか定価前後で落とすというのは難しいのかもしれません。

ですがこうしてオークションにはときどき出てくるようですので、マメにチェックしていれば入手の機会がありそうです。探していらっしゃる方々、チャンスはありそうですので、頑張って下さいませ~!

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December 16, 2004

ピアニストの名盤

2004年12月10日初版第一刷発行となった、『ピアニストの名盤 50人のヴィルトゥオーゾを聴く』(本間ひろむ・著 / 平凡社)という本の中に、ポゴレリチのことが載っています。

最後の章である第12章『21世紀のヴィルトゥオーゾ』で最初に取り上げられているのがポゴレリチで、彼の経歴や演奏の特徴、ムソルグスキー『展覧会の絵』を初めとするCDの紹介が3ページほど掲載されており、この章全体の扉の写真にも同曲のジャケットが出ています。

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December 11, 2004

ポゴレリチのDVD2

同じくヤ○ー・オークションにポゴレリチのもう一枚のDVD(ショパン&スクリャービン)が出品されています。本日時点で残り6日となっています。商品写真は出ていませんが、「商品の情報」欄には国内盤・新品未開封と書かれています。

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December 08, 2004

ポゴレリチのDVD

ヤ○ー・オークション(日本語のほうです)に、ポゴレリチのDVD『ショパン / ハイドン / モーツァルト』が出品されています。本日の時点で残り5日です。国内盤の正規品と思われます。

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December 05, 2004

今月のClassica Japan

12月は、ポゴレリチ関連では特に変わった企画がある訳ではありませんが、LDやビデオとして発売されていない映像である、バッハ『イギリス組曲第2番』スカルラッティのソナタ集が放映されます。バッハはCD録音時とあまり違わない時期の収録ですが、同時期における彼の二通りの解釈を聴くことのできる、興味深い演奏なのではないかと思います。

ほかに、ポゴレリチのショパン・リサイタルという番組が二度、放映されますが、これは内容的にはLD(ビデオ、DVD)で発売になっているものと、同じです。

12月 6日(月)10:00 ポゴレリチのショパン・リサイタルVOL.1(ポロネーズ第4番・夜想曲第16番・前奏曲第25番・ソナタ第3番
12月 6日(月)11:00 ポゴレリチのショパン・リサイタルVOL.2(ソナタ第2番・前奏曲第21番・ポロネーズ第5番)
12月 7日(火)16:55 バッハ『イギリス組曲第2番』
12月13日(月)07:15 ポゴレリチのショパン・リサイタルVOL.1(ポロネーズ第4番・夜想曲第16番・前奏曲第25番・ソナタ第3番)
12月13日(月)08:20 ポゴレリチのショパン・リサイタルVOL.2(ソナタ第2番・前奏曲第21番・ポロネーズ第5番)
12月14日(火)07:20 バッハ『イギリス組曲第2番』
12月14日(火)11:25 スカルラッティのソナタ集 

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December 04, 2004

シカゴ公演評4

シカゴ在住の作家John Enright氏のBlogに、ポゴレリチのシカゴ公演のことが出ています。

Rhyme of the Day

Enright氏は、彼の演奏を初めて聴かれたのだそうですが、その音楽が非常に印象的なものであったことや、彼が聴衆の喝采を歓迎していないように見えたこと、外界を遮断し自分の音楽の世界に深く入り込んだ演奏をするピアニストだと感じたこと等々を書かれています。また、奥様の隣席にいたご婦人が演奏の間じゅう眠り込んでいて、なんと高くつく午睡なのだろうと思った、とか・・・(^_^;)。

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