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June 2006

June 06, 2006

ロヴロ・ポゴレリチの活動

弟ロヴロ・ポゴレリチの、最近の活動に関してですが。

まず、6月14日に、彼はパリで演奏会を行う予定のようです。フランスは、ロヴロにとって留学経験のある場所ですから、第二の故郷に戻るような気持ちでしょうか。曲目はリストの作品、とだけありますが、兄のイーヴォが弾いたロ短調ソナタや超絶技巧などを取り上げることはあるのでしょうか。

そのヒントになりそうなのが、こちらの新譜情報のページです。彼がこの2月に録音した曲目というのが、すべてリスト作品で、

ピアノ・ソナタ ロ短調 
巡礼の年『第一年:スイス』より『オーベルマンの谷』
バラード第2番ロ短調
伝説第2番より『波を渡るパオラの聖フランチェスコ』

ちなみに、これはもう以前に終わってしまった演奏会ですが、2004年11月にサラエボでは、このような曲目でリサイタルを行ったようです。バッハ、ベートーヴェンなどはイーヴォとは微妙に異なる着眼点を感じさせますが、後半の二曲(シューマンのトッカータと交響的練習曲)はイーヴォのほうも繰り返し演奏会で取り上げているもので、ロヴロの演奏がどのようなものなのか、ポゴレリチファンとしては、正直、興味のあるところです。

それにしても、ジャケット写真を見て、「兄は剃ったが、弟は生やしたのか」と思ってしまいました(逃)。

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June 05, 2006

鋼琴芸術・北京公演評日本語訳

中国のピアノ雑誌『鋼琴芸術』2006年1月号に掲載されました、昨年10月20日のポゴレリチ北京公演評を、音楽ライターの森岡 葉様が翻訳して下さいました。大変お忙しい中、大量の文章を一日で日本語にして下さいまして、お礼の申し上げようもございません。森岡様、本当にありがとうございました。

『鋼琴芸術』2006年1月号掲載・北京公演評

森岡様ご自身の訳文も素晴らしいのですが、もとになった中国語の批評記事のほうも、日本ではなかなかお目にかかれないくらいの見事な考察がちりばめられた、実に読み応えのある内容です。中国の音楽ジャーナリズムがこのように高度なものであることを、私は遅まきながら初めて知りました。

森岡様は、現在、雑誌「ムジカノーヴァ」に「中国ピアノ界、躍進の秘密」を連載なさっているほか、月刊ピアノ増刊号『やさしく弾ける大人のピアノ』でも編集・ライターを担当なさっています。森岡様ご執筆記事については、引き続き、ご紹介を続けたいと思っております。

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秋のアメリカ公演2

秋のアメリカ公演に関して、現在、私が把握できている演奏会予定は以下の通りです。11月8日にイリノイ大学での演奏会が行われるということが、新たにわかりました。

主催者サイトなどへのリンクは、ポゴレリチ演奏会スケジュールのページをご覧頂ければと思います。

これで全部かどうかはわかりません。ほかにも発見なさった方はご一報下さいましたら嬉しいです。

10月15日 Florida
10月19日 Christopher Newport University, Virginia
11月 4日 Edman Memorial Chapel, Wheaton College, Illinois
11月 8日 Foellinger Great Hall, University of Illinois
11月11日 Newman Center, Denver, Colorado
11月21日 Irvine, California

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June 02, 2006

鋼琴芸術

中国のピアノ雑誌『鋼琴芸術』2006年1月号に、ポゴレリチに関するかなり力の入った論文と、昨年の北京公演に関する演奏会評が掲載されています。合計で6ページ超に及ぶ量で、日本ではこれほどの特集は滅多にないのではと思いました。ご提供下さいましたライターの森岡葉 様に、この場をお借りしまして、心よりお礼申し上げます。

鋼琴芸術

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