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September 2006

September 25, 2006

You Tubeに83年来日公演映像・続

YouTubeに順次、UPされていた、83年のポゴレリチ来日公演の映像が、更に出そろってきました。以下のリンクで一覧をご覧頂けると思いますが、ガスパール全曲とショパンのソナタ3番1~3楽章、それにスカルラッティ2曲が揃っています。もしかしたらまだ続けてUPされるかもしれません。このほかにショパンのソナタの最終楽章と、ブラームスの奇想曲とバラード、ハイドンのソナタ、アンコールでショパンの前奏曲作品45、などが放映されていた記憶があります。

YouTubeの83年来日公演のポゴレリチ

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September 21, 2006

レコ芸10月号・続

レコード芸術10月号の『Artist of the Month』に、ポゴレリチが取り上げられています。巻頭カラー5ページで、そのうちインタビュー本文は4ページ分に相当します。昨年の来日公演時、10月25日に行われたインタビューだそうです。

ポゴレリチは、まず、アジアの音楽事情や観客の様子について、その熱さを誉めています。日本に来るまえに台湾や中国、韓国で公演していたので、日本も含めてアジアの人たちは「とてもポジティブで熱心で、しかもサインが大好き」と笑っています。

また、昨今は、ポゴレリチのデビュー当時を知らない新しいファンや若い聴衆がたくさん来てくれていることを、彼は喜んでいる様子です。インタビューの中頃で再度、アジアの音楽の話題に触れ、日本を初めとする各国の、クラシック音楽の教育環境が向上していることや、才能ある音楽家が育っていることを称賛し、またアラブ諸国でのクラシック音楽の広まりについても触れ、ヨーロッパの文化が世界各地に広がり、若い人たちの相互理解につながていると語っています。

新録音について、また今後の演奏活動についても、大変、意欲的な事柄がいろいろと語られています。ポゴレリチコンクールの覇者エディス・チェン嬢と組んでの、二台のピアノでのレコーディングや演奏会についても計画しているそうです。手がけたい作曲家としてアルベニス、ピアソラ、ガーシュインなどの名も挙げられています。

若い音楽家への提言として、ポゴレリチは、『レパートリーをやみくもに広げればいいというものではない、完璧さを追求することを忘れないで下さい』ということを繰り返し述べています。日本の能や歌舞伎の例を挙げ、ひとつのものを一生をかけて追求するような、深さ、完璧さを求めることの重要性を、ポゴレリチは特に強調したいと言っています。

最後に、映像作品への意欲も述べていて、以前作成したLDのようなものを今後つくる計画があると言っています。昨今はインターネットの普及や、それに伴って画質の解像度も上がってビジュアル面も重視されるようになって来ているので、そうした時代の要請に添った映像作品を制作したいとのことです。

その他、2010年ワイマールで開催予定のポゴレリチ・コンクールへの抱負や、剃髪した理由、LD制作時の具体的な苦労話、等々、なかなか興味深い話題でたくさんのことが語られていますので、ご興味おありの方は、是非、ご一読下さい。

勿論、カラー写真は、例の「王様と私」ファッションです。

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レコ芸10月号

レコ芸10月号にポゴレリチのインタビューが掲載されています。カラーで5ページあります。昨年の来日時に取材されたものです。詳細はのちほど。

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September 19, 2006

You Tubeに83年来日公演映像

いろいろとお宝の山であるYouTubeですが、今度は83年来日公演の映像がUPされています。

Ivo Pogorelich Plays Scarbo

NHKで放映された映像で、83年6月8日東京五反田簡易保険ホール(現ゆうぽうと)でのリサイタルだと思われます。演奏会にカメラが入ることをまだポゴレリチが許していた時代のもので、今となっては貴重です。超難曲のスカルボが映像で観られます。

この演奏会については、当時、二種類の編集で、二度にわたって同じリサイタルが放映されたのですが、ひとつは、演出家の蜷川幸雄氏との対談あり・アンコール映像なしという編成で、もうひとつは、蜷川氏との対談なし・アンコール映像つき、という編成でした。画面に出るタイトルの字体から見て、この映像は、あとのほう(対談なし・アンコール映像つき)のときの放映を録画したものだと思います。

Ivo Pogorelich Plays Scarlatti Sonata L.104/K.159
上記演奏会のつづきの映像で、アンコールで演奏されたスカルラッティです。私の印象では、二十代の頃のポゴレリチは、ファンサービスを厭うタイプの演奏家ではありませんでした。最近でも体調の良いときは終演後のサインなど気さくに応じているので、彼はやはり今でも、ファンを見ることが嫌いではあるまいと思います。

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September 14, 2006

YouTube

『ワルシャワの覇者』で見ることの出来る映像と同じですが、YouTubeに今までなかったものがひとつUPされています。

IVO POGORELICH plays Chopin in 1980

弾いているのはショパンのエチュード作品10-10変イ長調、第一次予選での演奏です。YouTubeの映像はこの一曲だけですが、第一次予選ではほかに、プレリュード作品45とスケルツォ第3番作品39とを弾いています。

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